サルサを始めて1〜2年。
基礎ステップやコンビネーションが少しずつ身についてきて、
踊ること自体が“楽しい”に変わってきている方も多いのではないでしょうか。
今日はそんな皆さんへ、
インストラクターとして、そしてサルサを20年以上続けてきた一人の踊り手として、
「テクニックをつなげて踊ることの楽しさ」についてお話ししたいと思います。
■ 技を“繋げる”ことが、サルサの奥行きを広げる
最初はひとつひとつ覚えるのが精一杯だったテクニックも、
少しずつ繋げて使えるようになってくると、
サルサが“動きの組み合わせ”から“表現”へと変わり始めます。
どの技を、どう繋ぐか。
その流れに、自分の感情や音楽との対話が自然と入ってくるんです。
■ 組み合わせの中に、自分らしさがにじむ
同じ技でも、スピードやタイミング、身体の角度を変えるだけで、
まったく違うニュアンスになります。
そこに、その日の気分や、相手との空気感が自然と表れるようになると、
“動き”が“言葉”のように感じられる瞬間が出てきます。
これが、サルサの深くて面白いところなんです。
■ 表現って難しい。でも、すごく気持ちいい。
正直、技を繋げて“自分を表現する”って、簡単なことではありません。
でも、少しずつ動きの中に自分の感性を込められるようになると、
ダンスが“技術”から“会話”に変わっていきます。
言葉にしなくても伝わるものがある。
相手と“感じ合うダンス”になると、サルサがぐっと豊かになります。
■ 振付じゃなく、“今の自分の気持ち”で踊る
決められたコンビネーションをなぞるのではなく、
音楽と自分の感情に合わせて、その場の流れで選ぶ。
そんな瞬間が踊りの中に少しずつ増えていくと、
サルサはあなたにとって“自由な表現の場”になります。
■ 最後に:あなたのペースで、自分の“表現”を育てていこう
テクニックを覚えることも大切。
でも、それを“どう繋げるか”“どう感じるか”を意識し始めたとき、
サルサの世界が一段と広がります。
焦らなくて大丈夫。
うまく見せる必要もありません。
「自分はどう踊りたいか」――その問いが、あなたのサルサを育ててくれます。
✨まとめの一言:
サルサは、技を“つなげる”ことで、想いが“伝わる”ダンスになる。
今のあなたのリズムで、その楽しさを見つけてください。
レッスン情報(毎週日曜日@新宿)・お問合せ:
https://www.dance-and-lifedesign.com/salsa/
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